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乾燥注意報?

  • 執筆者の写真: tomohiro nozaki
    tomohiro nozaki
  • 2018年1月25日
  • 読了時間: 1分

木材には多くの水分が含まれています。水分を含んだ状態の生材から乾燥するにつれ、収縮や捻じれ反り等の変化が出ます。そこで初めからその様な癖を抜くためにあらかじめ乾燥した木材を使い家を建てるのが望ましいのです。

その乾燥した木材をつくる為に、二種類の方法があるのをみなさんはご存知ですか?

ひとつは人工的に温度を上げた高温の釜に木材を入れ短期間で木材を乾燥させる人工乾燥(KD材)

その反対で自然の太陽や風を利用して乾燥させる天然乾燥(AD材)

前者は短期間で水分を抜く事ができるのですが木材の持つ粘り強さ・色・香り・油分などの大切な部分も抜けてしまいます。その為、材が非常にもろく木が死んだように感じます。

一方、ゆっくり時間をかけて乾燥させた天然乾燥材は粘り強く、色・香りも申し分ありません。手加工をするとその違いがよくわかります。

毎日木材に触れていて思うことは、やはり家を建てる際には天然乾燥材の方が環境にも人にも家の為にもいいのは間違いありません。


 
 
 

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